ルトワの想い - 洋菓子が紡ぐ、あなたと私の時間
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こんにちは、le toitシェフ、屋です。
ケーキを仕上げるときいつも感じるのは、洋菓子には“人の想い”が重なっているということ。
その甘さの向こうには、長い歴史と文化が息づいています。
洋菓子のはじまり ― 異国との出会い
日本に洋菓子が渡ったのは約400年前、長崎の南蛮文化の時代。
ポルトガル人が伝えたカステラやボーロは、当時とても珍しい「外国の甘味」として人々を驚かせました。
それが、のちに“日本の洋菓子文化”の第一歩となります。
明治・大正期 ― 西洋文化と職人技の融合
文明開化の波に乗って、横浜や神戸の外国人居留地からバターやミルクを使った焼菓子が広がります。
大正期には喫茶文化とともにケーキ、プリン、シュークリームが人気に。
職人たちは西洋のレシピを研究しながら、日本人の味覚に合うやさしい甘さを追求していきました。
昭和・戦後 ― 日本らしい洋菓子の誕生
冷蔵技術の進歩により、生クリームを使ったショートケーキが登場します。
白と赤の彩りが「お祝い」を象徴し、クリスマスケーキが家庭の風物詩となりました。
しかしまだまだバタークリームという名のマーガリンやショートニングを使用したバターの使われていないバターケーキが主流でした。
この頃、洋菓子は特別な日の贈り物から、日常の幸せへと変わっていったのです。
現代 ― 世界へ誇る“日本の感性”
平成から令和へ、海外で修業したパティシエたちが日本の匠の技を組み入れ芸術的なケーキを生み出しています。
抹茶、柚子、旬の果物など、日本の風土がもつ繊細な香りが、本場フランスでも話題になり、洋菓子の新たな魅力となりました。
その流れは今、世界各地で「ジャパニーズスイーツ」として評価されています。

私たちが大切にしていること
私はこの長い歴史の上に立ち、「素材を尊び、心に残る味を届けたい」と思っています。
洋菓子は文化の記憶を受け継ぐものでもあります。
同時に食べてしまったら無くなってしまう芸術作品。
ひとくちのケーキに宿るのは、職人たちの工夫と、お客様の笑顔を想う気持ち。
私がいつも心に思うことは
シンプルに「おいしい」と感じてもらえること。また食べたい。ルトワに行きたいと思ってもらえること、
色々語りましたが、それが一番です。
商品を購入する単なる場所ではなく
人々が出会い、繋がり、屋根の下で心まで満たされる場所。
ルトワが少しずつ屋根を広げています。
皆様それぞれに、日々いろんなことがありますが、ルトワに来ておしゃべりをしてお菓子を食べて一息つく時間が幸せと思っていただけるように。
先人たちの残した技術を継承しながら
私も楽しくお仕事したいと思っております。
ルトワの商品ご購入後レジで
「コラム読んだよ」って言っていただくと焼き菓子ひとつプレゼントいたしますので、忘れずにお伝えください!